2012年6月1日金曜日

トラブル1(回路図・・・)

ややこしい話ばかりでもつまらないので、ちょっと 普通ではありえないトラブルの例をあげてみます。


ハード屋さんは、好くある事ですが、デバイスメーカーの標準設計を基本にして、そこに独自の回路をシステムの必要性に応じて、追加して設計します。


その状態で回路図になって、そこから基盤設計(パターン、アートワークとかが関連用語)をして
試作基盤として、やってきます。

その段階で、ソフト屋さんが、ハードの初期設計の動作確認を行うケースもあるのですが、
そのトラブルが発生した基盤では、うんともすんともまったく動作しませんでした。


基盤自体は3層基盤だったか4層基盤だったと思うのですが、まったく何も動きません。


回路図とテスターを頼りにあれこれ探す前に、まずは自分のソフトやら、マッピングの設定が怪しくないかと何日間かは過ごすわけです。


ICEを使って、プログラム自体はそれなりに動いているものの、なぜかデバイスは反応してくれないので、さすがにハードを疑って調べた結果


リファレンス回路をもとに設計したときにデータバスが逆転していました。

データのビット並びが逆になるので、動かなくて当たり前ですが・・・・


こういうトラブルもたまには あるということで・・・


詳しいことはもう、覚えていませんが、よく見つけたもんだと、、どれだけ苦労したとかは

ご想像にお任せします。


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