2012年6月15日金曜日

組込みでこそ活用できるソースのバージョン管理

ソフト開発を行っている人なら ソースのバージョン管理ツールという単語は良く耳にしていると思います。

 組込開発の場合ハードの開発が同時に行われている場合、一度改造されて、その後また、元に戻る場合があったりします

 その場合、バージョン管理を行っていると、元の状態に戻すのも簡単です


また、ハード自体は同じで、派生品の開発などが行われる場合、バグが発生した場合に、両方のプロジェクトに対応内容を反映させることも容易になります


CVS,SVN(Subversion),Git 等あれこれとあります

大まかにどんな感じかというと

・個々のファイルを更新して登録する時に、個別にバージョンが自動で登録される
 (この時に、更新内容を登録すること、バグ管理とか使っている場合バグNo等有用)

・中間リリース、あるいはテスト部隊に評価バージョンを渡す場合に、プロジェクト全体をひとかたまりのバージョンとして登録しておく

 
・派生プロジェクトが発生した場合は分岐を作成する

・現在(現在に限らず任意)のファイルと以前のファイルの変更箇所を見ることが出来る


もしも、まだ、使ったことが無いのでしたら、WinCVSあたりをとりあえず使ってみて、バージョン管理がどんなものか実感するのがいいと思います


既にかなり枯れた(こなれている)ものになっていて、リポジトリ(管理データの大元)もローカルディスク、ネットワーク上の共有ディスクでの運用も可能ですし、LinuxサーバーでPserverの設定の仕方等も簡単です


ただ、闇雲に毎日仕事の終わりに登録するってのは駄目ですけどね

最低限、コンパイルが正常に通り、機能的にも正常に動作しているってのがありますけどww



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