開発要員が5人程度の場合だと、4名ほどは通常のソフト開発と変わることは無いと思います。
ほぼ8割の部分は通常のソフト開発と同じです
違いがあるのは、
一般的なソフト開発の場合は、パソコンなり、業務用のコンピュータなりの完成されたデバイス(機器)に対して、情報のやり取りを行いますが、組み込みシステムの場合は、そこの部分がプロジェクトごとに違うことになります。
組み込みシステムの開発要員の中に参加するだけの場合は、そんなに怖がる必要は無いと思います。
ただし、ソフト開発のリーダーの場合は、そうは行きません、使われているデバイスの仕様、OSの仕様(OSを使う場合、組み込みシステムではOSが無い場合もあります)、通信が発生する場合もあります。
また、ハード部門が十分な知識を持っていてくれる場合は、サポートを望めますが、最近はLSI側の機能に関しても、プログラムで設定を行うことが多い為、ハード屋さんもよくわからないことが、多々見受けられます。
また、ハードの開発と平行してソフト開発を行う場合には、評価ボードと言われる、メーカー提供のボード上で、先行して、ソフトウェア開発を行って、試作された基盤(ハードウェア)の評価を行う事が
必要な場合もあります。
この場合は、IOやらメモリーのマッピングが違う場合もあり、(アドレスが違う) 簡単に移行できるように準備をしておく必要もあります。
長くなるので、ざっと箇条書きにしておいて、後日詳しく記事を書くことになると思います
・デバッグ段階で、ICEと言われる測定器を使います
CPU毎にICEが変わるので、プロジェクトごとにICEが変わって操作方法も変わります
・開発中のハードの場合、正しく動作しているかどうか確認するためにオシロスコープという
測定器を使う場合もあります
・シリアル通信やネットワークの通信を行う場合には、プロトコルアナライザという測定器を
使う場合があります
・また、ROMライターという機械で開発したソフトをIC(ROM)に書き込む作業が必要な事も
あります
まだまだありますが、とりあえずはこのあたりで。
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